トップページ» ニュース» 2011年06月

理化学研究所 真菌類を異物として認識する仕組みを解明 (2011/06/28)

理化学研究所は、自然免疫系がβグルカンの3重らせん構造を異物として認識する仕組みを解明しました。

一般的にはβグルカンは哺乳類には存在せず、真菌類や植物の細胞壁に多く存在しており、3重らせん構造を形成することが知られています。今回の研究では、この3重らせん型βグルカンに特異的に結合するパターン認識受容体「βGRP/GNBP3」の立体構造を解析することで、自然免疫における異物認識の仕組みが明らかになりました。

今後、免疫調整剤の設計や真菌症診断への応用が期待されています。

プレスリリース

京都大学発ベンチャー 二プロと新規医療用接着剤の共同開発を発表 (2011/06/24)

京都大学発ベンチャーである株式会社ビーエムジーは、二プロと新規医療用接着剤の共同開発することを発表しました。

従来は血液製剤のフィブリン糊が多く用いられていましたが、この度開発を進めている新規接着剤は非血液・非動物由来のもので、実用化が期待されています。

プレスリリース(ビーエムジー)
プレスリリース(二プロ)

東京大学 ヘリウムガスが石英ガラスに溶解することを発見 (2011/06/20)

東京大学の佐藤友子特任研究員らは、石英ガラスをヘリウム中で加圧すると、ヘリウムが石英ガラス中の間隙に大量に溶解することを発見しました。

通常、高圧下では石英ガラスの間隙がつぶれてしまうため、ガスの溶解は極端に減少すると考えられていましたが、今回の結果は従来の定説を覆すものです。

プレスリリース
Nature Communications誌へのリンク

理化学研究所 一夜漬け勉強よりゆっくりな学習の方が効果的である仕組みを解明 (2011/06/20)

理化学研究所は、一夜漬けによる勉強(集中学習)より、一定期間休憩を取りながら行う学習(分散学習)の方がより有効であるという仕組みを解明しました。

集中学習より分散学習の方が記憶が長続きすることは、心理学では分散効果として良く知られていましたが、分子レベルでの解明は進んでいませんでした。

今回の研究では、学習の記憶が脳のどの部位に保持されるかを確かめ、集中学習の記憶は小脳皮質のプルキンエ細胞、分散学習の記憶は小脳核の神経細胞に保持されていることが明らかとなりました。また、休憩中に小脳皮質のプルキンエ細胞で作られる何らかのタンパク質によって「記憶痕跡のシナプス間移動」が生じ、記憶を固定化していることがわかりました。

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産業技術総合研究所 半導体の微細化に役立つ新技術を開発 (2011/06/14)

産業技術総合研究所は、このたび、半導体の微細化に役立つ新技術を開発したと発表しました。

極微細MOSトランジスタでは、ソース・ドレイン接合領域の寄生抵抗が顕在化するため、精度よくソース・ドレイン接合を形成できる技術を開発することが課題となっていました。

この度、NiSi2結晶成長の性質を利用した金属ソース・ドレイン接合の位置制御技術により、ナノメートルレベルで制御可能となりました。今後、16nm世代以降の半導体開発に役立つものと期待されています。

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NEDO グリーンセンサーネットワークシステムの開発に向けて共同研究先を決定 (2011/06/09)

NEDOは、「グリーンセンサ・ネットワーク技術開発プロジェクト」の共同研究先を決定しました。

センサネットワーク技術は、人やモノ・周辺環境を認識し、状況に即したサービスを提供可能であり、低炭素社会の実現に大きく寄与できる点で注目を集めています。

センサーネットワークの開発では、①使用されるセンサデバイスの無線通信機能、②自立電源機能、③低消費電力性能を実現することが要求されており、このような革新的なセンサを実現することにより、10%以上の省エネ効果が見込まれます。

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産業技術総合研究所 新規の細菌を分離培養に成功 アルマティモナデテスと命名 (2011/06/06)

産業技術総合研究所は、水生植物であるヨシの根圏環境に生息する新規の細菌の分離・培養に成功し、その菌の名前をアルマティモナデテスと命名しました。

16S rRNAを用いた遺伝子分類の結果、細菌界ではもっとも上位の、門レベルでの新規細菌であることがわかりました。

本発見は、門レベルでの新規微生物の発見という学問的な観点だけではなく、水生植物の根圏に生息する微生物が環境浄化に寄与するメカニズムを解明する手掛かりとしても注目されています。

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栄研化学 体外診断薬キットの新発売を発表 (2011/06/01)

栄研化学株式会社は、新たな結核菌診断薬キット「Loopamp結核菌郡検出試験キット」などの発売を発表しました。本年度の6月1日より発売を開始します。

結核は世界最大の感染症であり、一度克服したと思われがちですが、いまだに多くの人が命を落としています。

本キットは診断を一時間ほどで行うことができ、結核菌の早期発見に役立つことが期待されます。

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