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北海道大学 アマミトゲネズミのY染色体消失過程を解明 (2010/05/15)

哺乳類はXとYの染色体をもち、XXであればメス(女性)、XYであればオス(男性)となります。この特徴はどの哺乳類も共通です。ところが、日本に生息している天然記念物アマミトゲネズミでは、オスにおいてY染色体が消失しているにもかかわらず、きちんとオスが生まれてきます。

そこで、どのような過程でY染色体が消失したのか研究を進めた結果、少なくとも3つの過程を経てY染色体が消失しており、性決定遺伝子だけではなく、精子を作るための遺伝子も消失していることがわかりました。

従来、哺乳類のY染色体は進化と共に短くなり、Y染色体上の遺伝子も減ってきているため、このまま進化が進めば、1400万年後にはY染色体が消失し、哺乳類が絶滅するという説も提唱されていました。今回の研究では、このような説に異議を唱えるもので、Y染色体消失が男性消失に直接的につながらない可能性を示しています。

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