広島大学 鉄鋼よりも堅いプラスチックを開発 (2010/04/26)
広島大学の彦坂正道特任教授と岡田聖香博士研究員らは、JST産学連携事業の一環として、鉄鋼よりも堅いプラスチックの開発に成功したと発表しました。
従来、結晶性高分子は、結晶と非晶が交互に積層した構造からなる球晶を形成するため、結晶化度が低く、プラスチックの弱さの要因となっていました。
そこで、融点以下に冷やしたポリプロピレンの融液を、押し潰し、急速に伸長させることで結晶化度の高いナノ配向結晶体を得ることを実現しました。
このナノ配向結晶体は、ダイヤモンドと同等の強度を持つひも状分子がしっかりと連結した「鎧モデル」構造をとるため、鉄鋼の2~5倍という優れた強度を示します。また、成形性が良く錆びないため、鉄やアルミ、エンプラ材に替わる新たな材料として注目されています。
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