理化学研究所 MOTTAINAIの考えから未利用バイオ資源の評価システムを構築 (2010/01/31)
理化学研究所は、世界の環境用語にもなった日本語、MOTTAINAI(もったいない)の考えから、NMR法を用いた未利用のバイオ資源の評価システムを構築しました。
このシステムにより、一種類の細胞抽出物から一度に211もの候補代謝物の検出に成功しました。
従来は捨てられていた植物残渣など、埋もれていた有効バイオ資源の活用に期待がかかります。
JST・東京大学 水からできた高強度のマテリアルの開発に成功 (2010/01/22)
JST目的基礎研究事業の一環として、東京大学の相田教授らは水からできた高強度のアクアマテリアルの開発に成功しました。
これまでの水を主成分としたマテリアルは強度に問題があることが多かったのですが、この度開発に成功したマテリアルは、今までにない機械強度と自己修復性を有しています。ドラックデリバリーや人工軟骨などの再生材料などさまざまな用途への応用が考えられます。
本研究成果は、1月21日(米国東部時間)に英国科学雑誌「Nature」のオンライン速報版で公開されています。
理化学研究所 シロアリ腸内共生原生生物のセルラーゼ遺伝子を網羅的に解析 (2010/01/21)
理化学研究所はシロアリ腸内共生原生生物のセルラーゼ遺伝子群を取得し、網羅的な解析を行い、その結果、これらの遺伝子群の高効率な糖化システムには、シロアリ腸内のバクテリアと共生原生生物間の遺伝子の水平伝播が関わっている事が明らかになりました。
セルロースは食料と競合しないバイオマスの利用という観点から大変注目されています。またシロアリは高いセルロースの分解能力があり、それには腸内に共生する原生生物が役割を担っている事がわかってきました。しかしながらこのような原生生物は培養が困難で、シロアリの高いセルロース分解能の役割を果たす酵素群の網羅的な解析はこれまであまり行われていませんでした。
理化学研究所 マメ科作物 ダイズの完全長cDNAの解析に成功 (2010/01/18)
理化学研究所はダイズの完全長cDNAの解析に成功し、約46000種の遺伝子同定を行い、ダイズゲノム塩基配列解読後の遺伝子機能の注釈付けに貢献しました。また解析により、現生ダイズのゲノムのルーツが5900万年前と1300万年前の2度の全ゲノム重複であるということがわかりました。
キアゲン ESEを買収 買収金額1900万ドル (2010/01/14)
ドイツの理化学機器メーカーのキアゲンは1月12日(現地時間)、蛍光測定装置メーカーであるESEの買収を発表しました。買収金額は1900万ドルで、現金にて買収が行われます。
この買収により、将来市場の成長が予想され、同社が力をいれる、分子診断や環境・食品分野の品質管理検査の技術の強化につながります。
理化学研究所 岐阜大学 分子イメージングの分野で連携・協力を発表 (2010/01/09)
理化学研究所と岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科は相互の研究交流と発展を目的とし、「教育研究に係る連携・協力に関する協定書」の締結を発表しました。
この協定書の締結に基づき、両機関は分子イメージング科学研究による新規技術の創出、人材の育成・交流を図ります。
タカラバイオ エスアールエルに難治性白血病の遺伝子変異検査に関するライセンスを供与 (2010/01/06)
タカラバイオは難治性急性骨髄性白血病に関わる遺伝子変異(FLT3/ITD変異)を検査する技術のライセンスを株式会社エスアールエルに供与したと発表しました。
急性骨髄性白血病は主に抗ガン剤により治療が行われますが、FLT3/ITD変異を持つ患者では治療後の経過が不良であり、そのため、このような変異をもつ患者に対して、新たな抗ガン剤(分子標的薬)の開発が行われています。
このような検査技術により、難治性急性骨髄性白血病患者に対して選択的な治療を行う事ができ、より適切な治療が行うことが可能になります。