理化学研究所 アルコール性膵炎の治療につながるメカニズムを解明 (2009/06/20)
理化学研究所は、アルコール性急性膵炎にIP3レセプターが関与している事を示す研究結果を発表しました。
急性膵炎の原因としてアルコールの多量摂取が挙げられますが、これはアルコールと脂質を材料として作られるFAEE(脂肪酸エチルエステル)が膵臓細胞内のカルシウム濃度を過剰に増加させ、その結果、膵臓からの消化酵素が過剰分泌され、膵臓を損傷させることに起因します。
この度、2型、3型IP3レセプターを欠損するノックアウトマウスを用いることで、膵臓細胞内のカルシウム濃度の増加にこれらのレセプターが深く関与している事を明らかにしました。
この研究結果は、2型、3型IP3レセプターがアルコール性膵炎の治療薬開発の有効なターゲットになることを示唆するもので、今後の新薬の開発が期待されます。
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