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名古屋大・京大・東大・理研 ジベレリン受容体の構造を初めて決定 (2008/12/02)

名古屋大・京大のグループは、東大、理研と共同研究を進め、SPring-8を用いたX線結晶構造解析により世界で初めてジベレリン受容体の立体構造を明らかにすることに成功したと発表しました。

今回、立体構造が明らかにされたジベレリン受容体「GID1」は、2005年に世界初のジベレリン受容体候補タンパク質としてやはり同グループによって単離されていたものです。不思議なことにこのGID1は生物に広く存在するリパーゼに良く似た構造を有していることがわかっていましたが、今回明らかにされた立体構造から、ジベレリン受容体であるDID1はリパーゼの活性部位のアミノ酸が数個置換されたことにより、分子内にジベレリンを結合させることができる結合ポケットを獲得したことが明らかになりました。
また、今回の研究ではイネ、シダの両受容体立体構造が決定されましたが、これによりシダからイネへの進化の過程で植物体はよりジベレリンに親和性の高い受容体を獲得したことが推測されています。

今後、今回の成果によりさらにより効果的で効率的な植物の品種改良が可能になると期待されています。

尚、今回の成果は『Nature』(2008年11月27日号)に発表されています。

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