理研 多能性細胞が外胚葉へ分化するメカニズムを解明 (2008/06/03)
今回、理研のグループはアフリカツメガエル、哺乳類のES細胞を用いて神経細胞の分化過程を研究するための試験管内での分化誘導実験系を確立し、多能性細胞が外胚葉へ分化する際に機能する遺伝子のスクリーニングを行いました。スクリーニングの結果、XFDL156というジンクフィンガー型の核内タンパク質を同定し、このタンパク質が外胚葉特異的に発現し、細胞の分化を選択促進していることを突き止めました。このタンパク質の機能を阻害すると、外胚葉の発生が起こらないことも突き止め、この機能が外胚葉の発生に重要な役割を果たしているが明らかとなりました。
この発見により、今後ES細胞やiPS細胞のような多能性細胞から外胚葉を特異的に取得する方法が確立されることが期待されます。尚、この研究の成果は「cell」5月30日号に掲載されるようです。
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