近畿工業・産総研 ハードディスクドライブからネオジム磁石をリサイクル (2011/05/26)
近畿工業株式会社と独立法人産業技術総合研究所は、使用済みハードディスクドライブからネオジムやジスプロシウムなどのレアアースを含有するネオジム磁石を脱磁せずに選別する技術を開発しました。
レアアースを多く使用するネオジム磁石は、HDD、モバイル機器から家電、ハイブリッド車、電気自動車など、様々なモーターに使用されています。しかしながら、レアアースは輸入に強く依存しており、国内での原料の確保の観点から、リサイクルの要望が高まっていました。
今回開発した技術は、位置センサーと磁気センサーを組み合わせることにより、ネオジム磁石の格納部分を瞬時に非破壊で検知することができます。その後、検知したボイスコイルモーターを非磁性鋼製のポンチで切り抜くことで、効率よくネオジム磁石部分を回収することが可能になりました。
協和発酵バイオ cis-4-ヒドロキシ-L-プロリンの商業生産開始へ (2011/05/23)
協和発酵バイオは、アミノ酸誘導体であるcis-4-ヒドロキシ-L-プロリンの効率的な工業的製法を確立し、2011年上半期中には商業生産を開始すると発表しました。
従来、プロリンに水酸基を入れる反応は非常に困難で、保護基の導入・立体反転・脱保護と煩雑なプロセスを必要としていました。今回、早稲田大学の木野邦器教授が見出した新規酵素を用いることで、1段階の反応でL-プロリンに直接立体・位置特異的に水酸基を導入することが可能となりました。
武田薬品工業 スイスNycomed社を1.1兆円で買収 (2011/05/20)
武田薬品工業は、スイスNycomed社を完全子会社化することを正式に発表しました。買収額は96億ユーロ(株式価値+純負債ベース)、日本円で約1.1兆円で、武田薬品工業としては過去最大の買収額となります。
今回のNycomed買収により、新興国での販売力を強化し、またNycomed社の有する慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「Roflumilast」を獲得することによる大きな効果が期待されます。
三菱化学 植物からの1,4-ブタンジオール製造に関して共同研究開発へ (2011/05/11)
三菱化学は、植物から1,4-ブタンジオールを製造するため、植物原料を用いた発酵プロセスの設計に豊富な経験を有する米国Genomatica社と戦略的提携をすることを発表しました。
今後、2025年までに既存の化石原料のうち20%を植物原料化することを目指します。
武田ベンチャー投資会社 再生医療を手がける米ベンチャー企業へ投資 (2011/05/10)
武田薬品工業の100%子会社である武田ベンチャー投資会社は、再生医療に関わる米国のベンチャー企業であるFate Therapeutics社に株式投資しました。
Fate Therapeutics社は、幹細胞調節に関する高度な技術を保有する企業として期待されており、「バイオテクノロジー分野における2010年Top 10 Innovator」の一つに選ばれています。
東芝メディカルシステムズ 米国企業を買収 医療画像ソリューション事業を強化 (2011/05/02)
東芝メディカルシステムズ株式会社は、米国で医療画像ソリューションを手がけるVital Images, Inc.の買収を発表しました。総額約273百万米ドルの現金の買い付けにて買収を行う予定です。
この買収により、医療分野でニーズが伸びてきている医療画像ソリューション分野の強化が期待されます。
武田薬品工業 中国医薬特区に販売子会社を設立 (2011/05/02)
武田薬品工業株式会社は武田(中国)投資有限公司の100%出資の販売子会社として、江蘇省泰州市の特区である医薬特区地域(China Medical City)に武田薬品(中国)有限公司を設立しました。
同地域の医薬ハイテク産業向けのインフラを活用し、飛躍的に成長する同国での事業基盤を整えることができると期待されます。