理化学研究所 ケイ素を使った新環状化合物合成に成功 (2011/03/22)
理化学研究所は、4つのケイ素原子からなる新しい環状化合物「テトラシラシクロブタジエン」の合成に成功したと発表しました。
この度、かさ高い立体保護基「EMind」を用いることでテトラシラシクロブタジエンの結晶を単離することができました。また、X線解析の結果、テトラシラシクロブタジエンではπ電子が局在化してプラスとマイナスに電荷が分かれるため、ひし形を形成して安定化することが分かりました。
宇部興産 韓国に現地法人を設立 (2011/03/22)
宇部興産株式会社は、韓国に同社の開発・営業を行う、現地法人の設立を発表しました。
同国における半導体、電気・電子機器、自動車、造船業界の需要の増大をにらんでの進出と考えられます。
三井化学 医療用接着剤を新開発 (2011/03/15)
三井化学株式会社は、手術時に用いる医療用接着剤を新たに開発したと発表しました。
従来は手術後の傷の縫合には、縫合糸やステープラーが用いられていましたが、傷口を目立たなくするなどの目的から、医療用接着剤のニーズが高まっています。
武田薬品工業 Intra-cellular Therapiesの統合失調治療薬の販売権を取得 (2011/03/08)
武田薬品工業 Intra-cellular Therapiesの統合失調治療薬の販売権を取得
このたび、武田薬品工業により米Intra-cellular Therapies社が開発を進めている、ホスホジエステラーゼ1阻害による統合失調治療薬の全世界での独占的な開発・販売権が取得されたことが発表されました。
Intra-cellular Therapie社は、ノーベル賞受賞者であるロックフェラー大学のPaul Greengard博士が設立者に名を連ねる、中枢神経疾患領域に特化したバイオ医薬品企業です。
東北大 新規の酵素複合体による細胞記憶形成課程を発見 (2011/03/08)
細胞の分化状態の安定維持には、DNAとヒストンからなるクロマチン構造が寄与していることが知られています。このクロマチン構造を調節している機構がヒストンのメチル化修飾です。
今回東北大を中心としたチームは、ヒストンにメチル基を供給する基質の代謝に関連する転写因子のプロテオミクスを行い、メチル基の供給元であるS-アデノシルメチオニンを合成する代謝酵素が、ヒストンのメチル化を行うメチル化酵素と転写因子と複合体を形成していることを初めて明らかにし、この複合体をSAMITとしました。今後、SAMITとアミノ酸代謝、エピゲノムの関連が明らかにされたことで、新たなアプローチで癌の発症メカニズム等が解明されることが期待されます。
この研究成果はMolecular cellの3月4日号に発表されます。
東京大学 忠犬ハチ公の死因を調査 (2011/03/02)
東京大学大学院農学生命科学研究科で保管している忠犬ハチ公のMRIによる断層撮影と、組織採取による顕微鏡撮影を行い、肺と心臓に悪性腫瘍の増殖巣が確認されました。
これまでの死因はフィラリア症とされていましたが、悪性腫瘍も死因の一つであることがわかりました。