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アサヒビール アルコールチェックを簡易かつ低コストで行う方法を開発 (2010/03/31)

アサヒビールはアルコールチェックを簡易かつ低コストで行う方法、「スピードチェック法」を開発したと発表しました。

従来、アルコールチェックは、皮膚の状態の影響を受けやすいパッチテストなどが行われていましたが、今回開発されたスピードチェック法では、少量の唾液からDNAを抽出し、リアルタイムPCR法を用いて遺伝子型を判別することで精度の高い測定が可能となりました。

今後、新入社員や大学生に対する適正飲酒の啓発に役立てます。

プレスリリース

農業生物資源研究所 葉で働くイネ特有の酵素を発見 (2010/03/27)

独立行政法人農業生物資源研究所は、理化学研究所、神戸大学と共に、葉で働くイネ特有の酵素を発見したと発表しました。

この酵素は、土壌中のアンモニアを利用するために必要な炭素化合物をつくる役割があり、水田のアンモニアを利用するイネ独自のものだという事がわかりました。

この研究成果はPNAS誌で公開されており、今後のイネの生産性向上に期待がかかります。

プレスリリース

理化学研究所 実験用マウスから「メラトニン」合成遺伝子を発見 (2010/03/26)

理化学研究所は、これまで発見されていなかった、実験用マウスの「メラトニン」合成酵素遺伝子(Hiomt遺伝子)を発見したと発表しました。

メラトニンは脳の松果体で合成されるホルモンで、体内時計などに関わる事で良く知られています。実験用マウスのメラトニン合成遺伝子(Hiomt遺伝子)は見つかっていませんでした。
このたびの発見により、実験用のマウスはメラトニン遺伝子の変異により、マウスが早く成熟し、繁殖期間の短縮にかかわっている事がわかり、結果として、実験用マウスにとっても飼育者にとっても有利な生物として存在しているということがわかりました。
また、実験用のマウスと自然界のマウスでは生理学的に性質が異なるという事を示唆する裏付けであり、今後は実験用・野生由来のマウスの生理学的な比較などの研究がますます重要になると考えられます。

プレスリリース

味の素・武田薬品 骨粗鬆症治療剤 月1回投与製剤の臨床第3相試験開始を発表 (2010/03/19)

味の素と武田薬品工業は、骨粗鬆症治療剤「リセドロン酸ナトリウム水和物」の月1回投与製剤の日本における臨床第3相試験を開始したと発表しました。

1日1回投与製剤、週1回投与製剤の販売はすでに行われていましたが、月1回投与製剤のように服用頻度を減らすことで、患者にとっての利便性が向上することが期待されます。

プレスリリース(味の素)
プレスリリース(武田薬品工業)

メルシャン ワインと魚介類の組み合わせによる「生臭み」に鉄が関与することを解明 (2010/03/17)

メルシャンは、ワインと魚介類を組み合わせた時に感じる生臭みに鉄が関与し、それは、鼻で感じるにおいに起因する事を解明しました。

同社では既に「生臭み」にワイン中の鉄が関与することを発表済みでしたが、これまでの研究では、その「生臭み」が味由来なのかにおい由来なのか不明でした。

今回の研究では、ノーズグリップを用いて被験者の鼻をつまみ、官能試験を行うことで、「生臭み」を感じる原因はワイン中の鉄が魚介類に作用して生じる「におい」が原因となっている事を解明しました。

甲州ブドウからつくられるワインは統計的に鉄が少ないという調査報告があり、今後、魚介類にあうワインを選ぶ際にこのような研究結果が役立つと思われます。

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産総研 高性能光触媒を開発 水素製造システムの応用へ期待 (2010/03/15)

産業技術総合研究所は従来よりも飛躍的に高性能な酸化タングステン光触媒の開発に成功したと発表しました。これは、酸化タングステン光触媒をセシウムで表面処理することで、可視光量子収率の大幅な向上を達成したもので、セシウム未処理の場合に比べ50倍向上しています。

この光触媒と鉄レドックス媒体(Fe2+とFe3+)を介した水の電解システムを組み合わせることで、より低い電圧での水の電解・水素製造が期待できます。

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広島大学 独自のバイオセンサーの開発に成功 (2010/03/10)

広島大学はNEDO産業技術研究助成事業の一環として、シリコン結合タンパク質「Si-tag」を用いた独自のバイオセンサーの開発に成功しました。

シリコンリング光共振器上に抗体等のタンパク質を固定することで、共振器表面の屈折率変化に基づく物質検出が可能になることは知られていましたが、シリコン基板表面に煩雑な化学修飾処理を行うことでタンパク質を固定化する必要がありました。

しかし、今回開発したSi-tagを用いることで、Si-tagと融合したタンパク質溶液をシリコン基板表面に接触させるという簡単な操作のみで、迅速にタンパク質を固定化することが可能になりました。

これにより、標的のタンパクを迅速かつ低コストで測定することが可能になり、従来のELISA法のような免疫学的検出に替わる、タンパク質の検出デバイスとして期待がかかります。

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積水化学工業 中国のメディカル事業子会社を統合 (2010/03/03)

積水化学工業は、同社の中国におけるメディカル事業子会社を統合することを発表しました。

現在、真空採血管の製造・販売は北京積水創格医療科技有限公司が、臨床検査薬の営業支援は上海達伊医智商貿有限公司が行っていました。

今後、積水創格を母体として、積水創格と上海達伊医智を統合し、メディカル事業の強化を図ります。
また、この統合に伴い積水創格の社名を積水医療科技中国有限公司に変更し、真空採血管の製造・販売に加えて、臨床検査薬の輸入・製造・販売を新たに手掛けます。

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三井化学 オピュラン事業部を東セロへ継承 (2010/03/01)

三井化学は同社のオピュラン事業部を分割し、東セロ株式会社へ継承させることを発表しました。

オピュラン®は、4-メチル-1-ペンテン(TPX)から作られた高機能ポリオレフィンフィルムで、その優れた特性から基板の離型フィルム・剥離フィルムとして多く用いられています。

従来、オピュラン事業は、東セロに製造委託し、三井化学が販売を行う体制となっていましたが、今後は重複機能を削減し、コストの削減、オピュラン事業の更なる強化をはかります。

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