理化学研究所 移植片対宿主病を制御する樹状細胞をマウスで発見 (2009/05/08)
理化学研究所は移植片対宿主病(GVHD:Graft Versus Host Disease)を制御する樹状細胞をマウスで初めて発見したと発表しました。
移植片対宿主病は、白血病などの治療などで、造血幹細胞が移植される際、ドナーの免疫細胞であるT細胞が、レシピエントの細胞を攻撃してしまうことから生じる病気です。場合によってはそれが原因で死亡につながることもあり、有効な治療方法が期待されています。
この度マウスで発見された内在性制御性樹状細胞は、ドナーのT細胞の活性を抑える働きがあることがわかり、マウスを使った実験にて、骨髄移植を行った際、移植片対宿主病に対して有効な治療方法になることが示唆されました。
今後、ヒトにおいてもこのような樹状細胞の発見が期待され、移植片対宿主病の治療に役立てる事が期待されます。本研究成果は、「Blood」オンライン版に掲載されています。
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