富士通研究所 バイオ医療の研究拠点を開設 富士通グループ初 (2010/05/20)
富士通研究所はシンガポールに同グループ初となるバイオ医療の研究所の開設を発表しました。
当研究所では、シンガポール科学技術庁セラピー実験センター(ETC)、シンガポール国立大学(NUS)、シンガポール国立大学病院(NUH)、シンガポール癌科学研究所(CSI)といったシンガポール国内の主要な研究機関と協力し、人工抗体の開発が進められています。
従来、人工抗体は不安定なRNAから合成されていたため利用分野が限られていましたが、富士通では、RNAに代わりに安定なDNAを用いる技術を確立しました。また、得られる人工抗体は化学的に多様な相互作用を実現できるという優れた特性を有しているため、疾患を効率よく診断できることが期待されています。
今後、前立腺ガン、胃ガン、循環器疾患、デング熱といった疾患の診断に人工抗体技術を適用することを目指します。