理化学研究所・JST クラゲ由来天然素材の研究開発・製造・販売を行うベンチャー企業設立 (2009/04/03)
理化学研究所とJSTは、クラゲ由来のムチンの有用実用化にむけ、株式会社海月研究所を設立しました。
クラゲは時に大量発生をし、漁業や海水の取水を利用する原子力・火力発電プラントへ深刻な被害をもたらすため有害な生物として扱われてきましたが、有効利用ができないかと研究が進められた結果、クラゲ由来の糖タンパク質(クラゲ由来ムチン)が発見され、ウサギを使った実験では変形性関節症の治療効果が確認されました。
クラゲ由来ムチンは、従来のムチンと比較して糖鎖が短く、糖鎖がシリアチンで修飾されている点で新規な特性を有しています。そのため、医薬品や化粧品、食品添加物などの新しい用途への応用が期待されています。
今後、ベンチャー企業を通して製造技術開発や商品開発を行うことで、クラゲ由来成分の有効活用が望まれます。