慶応大 神経疾患の患者から採取した細胞でiPS細胞を作製する研究を開始 (2008/05/29)
今回、慶応大医学部でアルツハイマー症などの難治性神経疾患の患者から皮膚細胞などを採取し、これを元にiPS細胞を作製し各種研究に供するという研究計画が正式にスタートすることが発表されました。
これまで、神経疾患の疾患原因研究、創薬研究等を行う際、患者自身の神経組織を用いることは原理的に不可能でした。しかし、昨年相次いで発表されたiPS細胞の技術を用いれば皮膚などの容易に入手できる細胞から神経細胞を分化誘導し入手することも可能になります。計画ではこうして得られる患者由来の神経組織などを用いて、26種の神経疾患の研究を行うことが発表されています。
今後の研究成果に期待が高まります。